【 ２４時間３６５日オープンな図書館（ 16/11/02 wed ） 】せっかく秋田まで来たので、の続きです…。かねてより「いつか秋田に行く機会があればぜひに！」と思っていたことを昨夜実行しました。タクシーで往復１万円かかりましたが…（もちろんこの部分は自費です）、秋田市郊外にある２４時間３６５日オープンな図書館へ。すべての視察日程が終了した夜だからこそ、ここへ来たかったのです。秋田市にある公立大学法人・国際教養大学の中嶋記念図書館です。表題の通り「いつでも勉強できる場を提供したい」という大学の方針に基づいて、学生だけでなく一般にも開放されています。図書館のコンセプトはもちろん、建物もローマにあるような「本のコロセウム」をテーマとした「半円」のユニークなデザインで、ここにも県産材の秋田杉がふんだんに使用されています。静かに圧倒されました。岐阜市の図書館・メディアコスモスも含めて「ここで勉強したい」「ここで過ごしたい」と思う、そういったサードプレイス的なデザインセンスは、やはり公共建築物に益々求められるように思います。
そして何より、岐阜市と同じ地方都市の秋田市で、大分県別府市にある立命館アジア太平洋大学（APU）のような国際色豊かな留学生が常時滞在し、地域貢献の一環として秋田市内の小学校・中学校とも多彩な学習交流を展開していることなど眺めていると、まだまだ地方創生の伸びしろはあると希望を持ちます。改めて、多くの学びを頂いた行政視察＋αの３日間となりました。
http://web.aiu.ac.jp/undergraduate/library/
中嶋記念図書館で撮影されたTV-CM（ニベア花王）
http://web.aiu.ac.jp/aiutopics/25182/
http://web.aiu.ac.jp/aiutopics/15745/
