【 LRTとコンパクトシティ( 25/12/09 tue )】今日は #岐阜県商店街振興組合連合会 と #岐阜市商店街振興組合連合会 が合同で実施した、富山市の #LRT と中心市街地活性化に関する行政視察に岐阜市神田町商店街の皆さんと共に参加しました。

LRTが新幹線に直結する富山市では、森前市長の時代から約20年にわたり「公共交通沿線居住推進地区」を設定、公共交通の利便性が高いエリアに住宅建設の助成等を行い、都市機能を軌道系公共交通へ集約する、いわゆるヨーロッパ型の「お団子(拠点)と串(交通)」の都市政策を推進しました。

その結果、現在では全人口の約42%が沿線地区に居住、LRTや中心部への重点投資に対し当初は郊外地域を中心に強い反発があったとのことですが、LRT 開業による外部評価の向上、地価上昇やシビックプライドの醸成などが進み、最終的には中心部の価値向上が郊外にも還元される好循環が形成されたという報告が印象的でした。コンパクトシティの魅力を再認識しています。

今回の視察では、#株式会社富山市民プラザ にて、官民協働の企画立案の実践例についても多くの知見をいただきました。今後も岐阜市神田町をはじめとする岐阜市都心の担い手の皆さんとの連携を深めながら、岐阜市の魅力向上策を進めていきます。