【 梶原県政が生んだ情場の数々( 25/04/25 fri )】今月の #SJ情場クラブ は、故 #梶原拓 元岐阜県知事の秘書時代よりご縁のある grasp at the air Co, Ltd. の南方祐紀さんがプレゼンターを務めました。誰もが知っている企業のCMやテレビ番組のオープニング映像、あらゆる分野の企業団体のホームページや雑誌など、名の通りトータルデザインオフィスとして活躍されています。各業界第一線のデザインに採用される岐阜県内企業の活躍をとても誇らしく感じる情場クラブです。

それにしても、まだスマホが登場していなかった1990年代、梶原知事は「これからは携帯電話にパソコンやカメラ、お財布など、あらゆる機能が集約される時代がやってくる。いまカバンに入っているものは、どんどん携帯電話に集約されていく」と説いていました。その研究拠点・起業集積として大垣市に #ソフトピアジャパン を整備、その後は「情報社会は映像の時代」と説いて #IAMAS ( #情報科学芸術大学院大学 )を開設しました。これに魅力を感じて故郷に帰ってきた一人が、まさに graspの南方さんです。当時こうした政策は、見えるものとして立派な建物が並んだこともあってか「ハコモノ行政」と批判されていましたが、私は1997-98年に米国 #シリコンバレー にある Saratoga高校に1年間通うご縁を頂いた折、当時既に今に通ずる世界最先端のグローバル企業が集積していた現地シリコンバレーに岐阜県オフィスが開設されていたことを高校生ながら誇らしく感じ、以来、梶原県政の取り組みを興味津々眺めていました。その後スイートバレー構想を打ち出し、グレーターナゴヤ・イニシアティブを具現化するMAGロード( #東海環状自動車道 )、各務原の #VRテクノ 、公道におけるロボット歩行等実験の許可の円滑化を特区として提起し、 #早稲田大学 WABOT-HOUSE研究所の開設など数々の施策を展開、#大阪関西万博 でデモが展開される #空飛ぶクルマ も岐阜県として提起し実践、これは失敗してメディアを通じて怒られていたのも懐かしく思い出します。しかし、まさしく先見の明ある構想の数々を、我が岐阜県が生んだ政治家として心から尊敬しています。

「情場(jojo)」はまさに梶原知事の造語です。農業社会の農場、工業社会の工場、情報社会の情場と説き、情場はあらゆるところに点在し、それぞれの分野のホットスポット(熱源)になると語っていました。SJ情場クラブには、今回も多くの情報が集まっていました。背中を追う一人として、大局観を大切にしたいと思います。

IAMAS = Institute of Advanced Media Arts and Sciences(情報科学芸術大学院大学)
https://www.iamas.ac.jp

grasp at the air Co, Ltd. 
https://www.grasp.co.jp