【 国際コンベンション都市とロープウエイ( 23/11/15 wed )】昭和63年に国際コンベンションシティの指定を受けた岐阜市ですが、最近はめっきりこの言葉も聞かなくなりました。#岐阜産業会館 閉館後、これに代わる拠点のあり方も特に進んでいません。経産省では地方都市へ国際会議の誘致活動を展開しているようですが、そんな中で「世界から集い、横浜からはじめるグリーンイノベーション」をキャッチに横浜市経済局誘致推進部が開催する「Y-SHIP2023」に参加しました。
Mobility Innovation, Green Innovation をテーマとした国内外の企業団体が進める事例発表を拝聴、各国から集まった企業団体の先駆的な取り組みもさることながら、これをコーディネートする横浜市のスタンスに関心を抱きました。同イベントはドイツ・ベルリンを拠点に「主に欧州スタートアップエコシステムの企業団体と日本の自治体を繋ぐ」をコンセプトに活動する「CROSSBIE JAPAN」が運営、主には横浜市内の企業団体とのビジネスマッチングを進めるというものです。欧州各国の企業団体では、アジアの拠点開設について、昨今の中国の内政事情に躊躇する過程で、より一層その注目が日本に集まる中、野心的にこれを誘致しようとする横浜市のスタンスを市の担当者より伺いました。
コロナ禍で一旦は冷え込んだ #MICE (Meeting, Incentive Travel, Convention, Exhibition)が地方都市にもたらす可能性の中から、本来は「国際コンベンション都市を標榜する岐阜市」として、野心的に政策を打つことを諦めず、この着眼点を温めていきたいと思います。
会場への道中、日本初の都市型循環式ロープウエイYOKOHAMA AIR CABINを利用、#MaaS 研究の中でも都市交通の一つのツールとして注目されていました。ルートは「乗る」ことが主目的になりそうな印象を受けましたが、ユニークな移動手段として動向注目していきたいと思います。