【 まちのシンボルの活かし方( 22/09/06 tue )】建築士の有志が岐阜大学の先生方と連携し、現 #岐阜市役所 隣の #旧岐阜県庁 舎の利活用を提唱するイベントが、来る9月15日〜20日に #メディアコスモス で開かれます。もともと「司町」という地名は県政司る場所だったことが始まりであり、まさにその中核の建造物です。
お隣の石川県でも歴史ある旧石川県庁舎を建築士有志が呼びかけとなり県民アンケートを実施、県民多くの賛同を得て免震工事を施した上、#しいのき迎賓館 として活用されています。実は、設計は旧岐阜県庁舎と同じ岐阜県出身の矢橋賢吉氏です。同氏は国会議事堂や首相公邸の設計にも関わっています。明治〜大正〜昭和初期に建てられた行政庁舎はいずれも威風堂々とした重厚な面持ちで、当時の街のシンボルでした。
時代は変わり、市民の時代を司る「つかさの森・まち」として #みんなの森GIFUメディアコスモス と新市庁舎が司町に新設され、特にメディコスは今を生きる岐阜市民のシンボル的な施設の1つになっているのではと思います。まちのシンボルは常にその街に生きる人々の心の拠り所でもあり、その建物のデザイン性の高さもまた重要な要素となっているように思います。
まさに時代を超えて岐阜のシンボル的空間となっている「つかさまち」の歴史を次に繋げるためのアイデアを集約し、利活用の最適解を見出していく時期に入っているのではと思います。企画された関係有志の皆さんに敬意を示しながら、私も参加したいと思います。
旧岐阜県庁舎の利活用を考え、議論する特別な6日間
「眠れる森の宝物展」
期間:9月15日(木)〜20日(火)
場所:みんなの森GIFUメディアコスモス1F「ドキドキテラス」
主催:司町旧県庁舎保存活用協議会
参考:旧岐阜県庁舎
http://www.kyuuchousha.pref.gifu.lg.jp
参考:GOOD DESIGN AWARD 2011「しいのき迎賓館」
https://www.g-mark.org/award/describe/38069