【きちんと政務活動報告】久しぶりの上京。エネルギー政策勉強会に出席。「日本の省エネのこれまでとこれから」についてスクール形式の講座と質疑、そして「日本の省エネ技術と経験を切り札として、いかに他国との競争を戦うか」をテーマとした参加者同士のグループディスカッション。「もったいない」を世界に広げた日本オリジナルのマインドを大切にしようと主張するグループあり、また、公共輸送システムを戦略的に輸出することを提案するグループあり、さらには、国際規格・国際基準をつくる側に入るための人材育成や、戦略的な英語での交渉力を高めることを主張するグループありと、白熱した勉強会です。講座では、９０年代後半から２０００年代にかけて、朝夕の通勤ラッシュに自動車が停車する率が格段に伸びているグラフを提示され「これはスタバ効果と言われています。つまり、通勤途中のロードサイドに店舗を置くスタバの戦略に、見事に消費者行動が見て取れます」との主張には思わず頷きました。店舗に停車する分、省エネとは逆行していますが、こうした消費者行動・経済活動も考察しながら、コンパクトシティを標榜する岐阜市にとっても、引き続き、エネルギーは大切な政策研究分野にしたいと思います。