【 「ないものねだり」から「あるもの磨き」の時代( 17/01/28 sat ) 】昨夜は地域の皆さんと古田知事候補の総決起大会へ。知事の訴えは表題に凝縮されるのではと感じます。かつての地方政治は国に対して道路や鉄道、駅や空港等々、ないものを国からの資金調達によって整備することが大きな仕事であり、それが雇用に直結し潤いとなっていましたが、いまや自らの地域に何があるのかを学び、それをどう磨いて発信し、それによってどう稼いでいくのかが問われる時代。「長良川鉄道のお座敷列車」や「鶏ちゃん合衆国」など、もとは草の根ベースから盛り上がる事業も、こうした時代の流れを汲んでいるからこそクローズアップされています。そういう意味で、知事が掲げる「清流の国ぎふ」は、長良川・揖斐川・木曽川・飛騨川などと、清流の恩恵を受ける当たり前の岐阜の毎日を脈々とどう維持してきたのかというレガシーを世界に発信し、その魅力やノウハウによって外からの入りを図ることにも目を配る、これが大事だと訴えています。知事3期目で達成した「清流・長良川の世界農業遺産登録」はそういう意味で大きな成果でした。
さて、期日前投票など呼びかけに応じてご協力頂いた地域の皆さんのおかげで、与えられた役割も達成し選挙戦もあとわずか。+4年の県政が磨きを極める任期であることを願います。