【 都市のランドスケープとMaaS( 23/12/21 thu )】火曜のことです。群馬県前橋市を訪問、(1)MaaS、(2)都市のランドスケープ、2点の調査研究を #柳ケ瀬 商店街や #神田町 商店街関係者と訪問、現場視察を含めてじっくり伺いました。

(1)本巣市はモレラ関係者の紹介を頂いて前橋市役所へ。MaeMaaSからGunMaaSへ、マイナンバーカードを交通系ICカードとして活用する前橋市独自の取り組みが群馬県へと波及したことで、地域交通政策へと発展していく過程を伺いました。この施策の背景には、重複するバス路線再編や交通弱者救済策が伺えます。一方、#ライドシェア への動向にも注目が集まる中、今後の都市政策をどのように俯瞰すべきか改めてアンテナを張る機会を得ました。#自動運転 実証実験に取り組む岐阜市ですが、やはり変化が大きな時代には、出来る限り社会課題解決策の幅を広げる上でも #MaaS という大きな視野の中で出来る施策の選択肢を増やしていけるよう、引き続き政策提起を続けたいと思います。

(2)都市の #ランドスケープ を描き、商店街の調整も展開する都市再生推進法人(一社)前橋デザインコミッションの取り組みを伺いました。株式会社ランドスケープ・プラスは平賀達也氏が中心となり進める馬場川周辺のまちづくりの現場視察、旧利根川の右岸の名残りとして前橋台地の崖下を流れる川筋としての馬場川が商店街の中心というロケーションを活かした #かわまちづくり #ミズベリング と商店街振興には #アクアージュ柳ケ瀬 と今後の旧長崎屋跡地整備の広場計画、さらにはアーケード撤去方策などにも関連させながら、ぜひ参考にしたい事例です。特に、河川や道路・街路樹等、役所の中では部局が複数となる都市構造物の窓口を一元化、地元の管理者も一社に一元化するというユニークな仕組みには注目しました。商店街組合が適切なのか、まち会社が有益なのかも含めて、岐阜市中心市街地に合う環境構築に向けて、引き続き調整に徹したいと思います。