【 旧岐阜県庁舎のこれから( 22/09/17 sat )】先日アップした「眠れる森の宝物展」が始まりました。 #旧岐阜県庁舎 という岐阜のレガシーをもう一度現代に蘇らせ、新しい文化を創造していこう!との建築士有志や大学関係者などの呼びかけに応じ、多くの皆さんがメディアコスモスに集まっています。威風堂々とした明治~大正~昭和初期の公共施設には私も憧れを抱くひとりです。新県庁舎が年明けに開庁予定ですが、その後にはぜひ #岐阜市役所 と #メディアコスモス 隣接という地の利も活かした協議が県と市の間で進むよう期待し、少しでも一助を担えたらと思います。

【 旧県庁舎再活用しいのき迎賓館( 22/08/17 wed )】#国会議事堂 、旧 #総理官邸 (現総理公邸)など明治~大正~昭和初期の名だたる行政関連庁舎の設計に携わった建築家の矢橋賢吉(美濃赤坂出身)ですが、#旧岐阜県庁舎 と隣県の旧石川県庁舎にも関わっています。そんな旧石川県庁舎が県民アンケート等での要望を経て免震補強を施した上で「しいのき迎賓館」として再活用されるとのことで、13年前の2009年当時再整備中の旧石川県庁舎を行政視察したことがあります。のち、完成後プライベートでも数回訪ねていて、既にリピーターになっています。旧知事室や庁議室がレストランやオープンスペースになっており、ギャラリーでは文化芸術の幅広く子ども向けのイベントも開催されたりしています。ということで、久しぶりに再訪しました。メディアコスモス隣接の旧岐阜県庁舎の利活用策が検討されているとのこと、私自身この時代に造られた公共建築にとても関心を抱いていて、今後の展開とても注目しています。(写真:旧石川県庁舎 #しいのき迎賓館 、つい先日の写真と2009年当時のものです)付録*金沢21世紀美術館のレンタルベビーカーが岐阜市産 #キュリオ だったのが嬉しかったです。

→ 石川県庁の新庁舎への移転に伴い、使われなくなった旧庁舎を再活用しようと、石川県が取り組む「県庁跡地等活用基本構想」について、県職員にお願いをして、現場視察をさせて頂きました。同庁舎は、大正13年に建造。県庁移転に伴い、日本建築学会から貴重建造物として保存を提起され、有志市民や県が一体となって保存活用に向けて活動が始まりました。

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→ 実は、同庁舎の設計者が旧大蔵省の矢橋賢吉工学博士で、旧岐阜県庁舎(現総合庁舎)の設計者と同じということを知り、旧岐阜大学医学部跡地計画に取り組む岐阜市の参考になればとの思いで視察をお願いしました。旧石川県庁は、今後「しいのき迎賓館」として、市民のギャラリーやレストランなどが併設され、兼六園周辺の観光拠点施設として2010年春にオープンします。