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▼ 質問(和田直也)

→全市的な統合計画のあり方に関連しまして、各種団体の校区を越えた交流促進こそ、長い時間がかかると思われる地域の皆様との相互理解、意識転換を進める事前の一策に有効ではないかと考えております。例えば、若い指導者を有するスポーツ少年団が校区を越えて運動会を実施しておりますように、PTAの役員さんをなさっていらっしゃる40代前後の保護者の皆さんが各種団体の役員となり、名実ともに地域を牽引していくと思われる二十数年後に備えて、人口減少に伴う現実的な公共施設の維持更新、統廃合に向け意識啓発を図ることは非常に重要だと思いますが、お考えをお尋ねします。

▼ 答弁(副市長)

→本市におきましては、少子化の進展による学齢児童の減少に伴う小学校の統廃合に取り組んでおります。学校は各校区における中心施設であり、住民にとって身近で、かつ最も愛着の深い存在であります。その統合につきましては、子どもたちのためとはいえ、割り切れない思いを持たれるのも無理からぬところと思います。私ごとで恐縮ですけれども、私の出身中学校は岐陽中学校でありますが、既に廃校となりまして、今は校舎の一部とかつての校庭に校歌を刻んだ石碑のみが残っております。中学校におきましてもこうした寂しい感情を持ちますけれども、地域のコミュニティーの中心である小学校につきましては一層の思いが募ることと察するものでございます。
統合に当たりましては、当事者双方の各種団体が互いを思いやる気持ち、理解と共感を持って話し合いに臨むことが肝要であり、そうした環境をつくり上げるためにも、それぞれの各種団体の交流が極めて大きな役割を果たすものと考えますので、どんな取り組みが適切であるか、よく研究してまいりたいと思います。

▼ 質問&答弁、その後の進捗状況ご報告。

■ 進捗度評価 ・・・ △ 現在進行中 
→公共施設の維持更新、統廃合については、施設の関係団体のみならず、広く市民に情報を提供しながら、意識啓発を行っていく予定です。(企画部回答)

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