【H22.06定例会】⑤ 脳トレーニングによる教育プログラムについて
▼ 質問(和田直也)
→ゆとり教育の是非が問われる中、多治見市では「多治見で出来ることをやろう!」と、市内全小中学校で「脳トレ学習」を展開しています。脳科学理論で有効な手段とされており、中国からも300名の視察団が訪れています。教育立市を掲げる岐阜市として、何を以って教育立市と成すか、ぜひ参考にしてほしいと思います。
▼ 答弁(教育長)
→児童生徒に確かな学力を身に付けさせることは大変重要です。学力向上のために、自己肯定感の育成はとても大切です。脳のトレーニングは、スピード、リズムが重要で、学習集中力強化の有効な手段と思います。今後、多治見市の事例も参考にしながら、既に岐阜市で導入したICT機器を活かした教材開発を進めていきます。
▼ 質問&答弁、その後の進捗状況ご報告。
■ 進捗度評価 ・・・ ○ 達成・実現
→平成21年度の補正予算にて、岐阜市内の小・中学校、特別支援学校の全ての教室にデジタルテレビと実物投影機を整備し、ノートパソコンとともに活用しています。ICTの効果的な活用について研究するために、学校の教員と教育委員会とが一体となって組織したICT教育推進プログラムチームを構成し、岐阜市オリジナルのフラッシュ型教材「リピランぎふ」を開発しました。
【 リピランぎふ 】とは・・・
→フラッシュカードのように、問題を瞬時に次々を提示する岐阜市版フラッシュ型教材ソフトのことで、各教室に導入した50型デジタルテレビとノートパソコンを組み合わせて大きく映し出し、店舗よくクラス全体で取り組むことができます。ゲーム感覚で楽しく、集中して繰り返し学習(リピードラーニング)ができ、リピートラーニングを展開するための必要な問題を手軽に作成することができ、これまでの授業スタイルに抵抗なく取り組むことができるため、知識の定着に役立っています。平成23年度には、こうした問題集を印刷することのできる「プリっとぎふ」や、画像を取り扱うことができる「リピランぎふPhoto」が開発され、バージョンアップしております。50型デジタルテレビについては、平成25年度に全て電子黒板化し、開発してきたリピランもよろ操作がしやすくなっています。