【H21.03定例会】② 豊かな海づくりに向けた都市間連携について
▼ 質問(和田直也)
→全国の漁協関係者が、いま全国の山々で木を植えている活動がクローズアップされる中、2010年には、海なし県(岐阜県)では初めての「豊かな海づくり大会」が開かれます。山・川・海を頂く都市が一体となって海を守っていく重要性を広く内外に知って頂く上では、例えば長良川流域市町の連携が大切です。議員も1期生議員を中心に連携を進めます。
▼ 答弁(農林部長)
→岐阜市が市外の森づくりに関わる「分収造林たずさえの森」事業は、長良川流域市町の連携で実施しています。来年、関市と岐阜市で開催される「豊かな海づくり大会」を契機として、今後は点と点の連携を線で結び、ひいては流域全体の面に広げていきたいと考えています。
▼ 質問&答弁、その後の進捗状況ご報告。
■ 進捗度評価 ・・・ ○ 達成・実現
→本年6月に「森・川・海が一体となった自然環境保全」の重要性をテーマに、「第30回全国豊かな海づくり大会」が開催されます。その開催に向け、昨年10月には「川と海のクリーン大作戦」が開催され、各自治体が河川・海岸の一斉清掃に参加しました。参加総数は39,000人であったとのことです。岐阜市農林部においては、郡上市、関市、山県市と分収造林「たずさえの森事業」の拡大を図るため、昨年度は新たに関市との間で6.4haの分収造林契約を結びました。今後、これらの森林を整備・管理し、清流長良川を保全していきます。また、「たずさえの森」で間伐された木材を利用したベンチ50基を新しくなったJR岐阜駅前広場や畜産センターなどの施設で利用しています。今後も、長良川流域をはじめ、魚類の保護なども含めて内水面の環境保全にも努めていきます。(10年03月現在 – 農林部 回答)