【H20.03定例会】② 木曽川導水路計画について
▼ 質問(和田直也)
→この計画は、治水、利水、河川環境維持の3つの観点から、国土交通省によって策定されたものですが、計画の主な目的は、木曽川流域の渇水対策であるという報告を頂いています。こと長良川については、地下にトンネルを掘ることで、地下水や地上への影響も指摘されており、直接的に岐阜市が関係する地域です。基盤整備部としてのお考えをお尋ねします。
▼ 答弁(基盤整備部長)
→この計画は、良好な河川環境維持を目的とする一方で、鮎などの自然生態系、鵜飼や水道水などへの影響も懸念されるため、これらに与える影響について、十分な調査検討を行い、適切な対応をして頂けるよう国などへ意見を出しているところです。調査結果が公表されれば、市民の皆様への丁寧な説明に努めたいと思います。
▼ 質問&答弁、その後の進捗状況ご報告。
■ 進捗度評価 ・・・ △ 現在進行中
→水資源機構が、導水路の計画ルートに沿って、およそ500メートルの幅を持った検討区域を設定し、鮎をはじめとする生態系や地下水など幅広く環境への影響について調査検討しています。今後は、水資源機構により調査が進められ、環境への影響や対策をまとめたレポートが発行される予定です。レポートは公表し、県や関係市町、一般市民の皆様から意見を募集する予定です。(09年04月現在 – 基盤整備部 回答)