【 歩くことを基本としたまち( 17/07/08 sat – 09 sun )】全ての日程を終えて先ほど帰国しました。今回の公式日程・訪問の目的とは関係ありませんが、せっかくなので滞在中の朝食前や夕食後(中欧は緯度が高い上、サマータイムなので、夜は22時頃まで明るいです)に少しBratislavaのまちを散策した中での一コマも…。多くのEU各国の都市に共通しますが、改めてトラムのあるまちはいい。歩くことを基本としたまちは、常にゆったりとした時間が流れ、陽気な空気のカフェテラスからは、いろんな会話や音楽が心地よく聞こえてきます。都市の本質は情報生産拠点です。これからも岐阜のまちが情報生産拠点であるためには、人々が集い、交流するための青空広場やカフェ、レストラン等が必要で、市行政が採るべき方策は、都市機能が集約化・集積化されたコンパクトな都市空間を創ることだと考えています。帰国途上の経由地のフランクフルトはドイツでしたが、4年前の海外視察で取り上げたドイツはフライブルク市の交通システムは、交通単体の予算決算ではなく、電力、水道、空港、病院など他の公営企業が集合体となった持ち株公社という、ドイツ独特の地方財政・財源分配の制度設計により支えられていることを既に学んでいます。議会での議決を経ての訪問、今回も貴重な機会を与えていただき本当にありがとうございました。これからも国内外問わずアンテナを張って、ひきつづき岐阜市政に誠実に捧げていきたいと思います。

(写真:⑴ ⑵ Bratislava市のトランジットモール、⑶ ブラチスラバ城とドナウ川が岐阜城と長良川のロケーションに似ていることから今日の友好姉妹都市構想の交流に繋がっています、⑷ Bratislava旧市街の広場・日本大使館前 )