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→市長が百年の大計という新市庁舎建設計画が進んでいます。事業者はプロポーザル方式による審査の結果、佐藤総合計画さんに決まりました。しかし、岐阜市のホームページでは、佐藤総合さんの提案書を外観パースなしの「概要版」しか公開していません。もちろん、情報公開条例に基づく請求をすれば、どなたでも提案書本編は入手できます。しかし本来、全国津々浦々さまざまな行政機関のホームページ等を確認しますと、プロポーザル方式による提案文書は、多くは殆どそのまま公開しています。ところによっては、次点者の提案文書まで公開している自治体もあります。確かに、プロポーザル方式はコンペ方式とは異なり、技術提案を決めるのではなく事業者を選ぶものですので、提案されたパースがそのまま完成図とはなりません。その後の協議でいろいろ修正が加えられます。ただ、6月議会でもふれましたが、ゼロベースで事業者が選ばれたわけではないはずです。以前も書きましたが、私も選ばれた佐藤総合さんの「低層庁舎」の提案書が100%良いとは思いません。しかし、プロセスからして、まずは情報公開条例に基づく請求をせずとも一般公開し、来月の「市民ワークショップ」や本日通知のあった「タウンミーティング」では、広く市民の皆様の声を伺う際の叩き台・原案として使用するのが本来の姿のはずです。このところの庁内の動きを垣間見ていますと、当初、基本構想で岐阜市が描いていた「高層庁舎」に戻すような動きが散見されるだけに、まずは、この点を強く働きかけています。ぜひ、皆様には「市民ワークショップ」や「タウンミーティング」に積極的に参加して、新市庁舎にかける思いを意見して頂きたいと思います。

▼岐阜市新庁舎基本設計市民ワークショップについて
http://www.city.gifu.lg.jp/24829.htm

▼新庁舎建設基本及び実施設計プロポーザルについて
http://www.city.gifu.lg.jp/21890.htm