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→【岐阜市新市庁舎の建設基本・実施設計の審査結果が公表】公募型プロポーザルによる設計者の選考結果が公表されました。

▼①つかさの森『市民とともにまちづくりを考える場となる庁舎』、②市民に安心を提供する庁舎『市民の方舟』、③にぎわいをつなげる立体広場『交流の丘』、④柔軟に対応できる『広い執務スペース』、⑤岐阜モデル『地・水・光・風と共生する建築』の5本柱によるコンセプトで構成。当初、市側が説明していた「20階超の高層庁舎」とは異なり「低層の9階建て庁舎」が原案・叩き台として選ばれました。

▼景観、防災、事務機能の点において、市議会でもたびたび「高層化には疑問が多い。なるべく1階あたりの面積を増やしフラットに、低層階に抑えることが望ましい」と提案し、先月の市議選における選挙公報でも「新市庁舎・高層化阻止と適正規模化を進めます」と明記した立場としては、大変良かったと思います。

▼ただし、市側の「選ばれた叩き台は総合点としては最高点。しかし、業務実施方針・手法において、選ばれなかった他の案と比較して必ずしも高くはなく、あくまで叩き台であり、今後変更もあり得る」との説明には若干疑問も残りますが、今後は提案文書に基づいて、今年11月までの間に「市民の皆さんの声を伺うワークショップ」を開催し、最終的に今年度中には基本計画を仕上げる方針とのこと。

▼新市庁舎建設をめぐる今後は、今回選ばれた案を叩き台に、主には業者側と市側とで協議が進むため、ひきつづき議会を通じて注視し、「よかったね」と言える、まさに百年の大計にふさわしい新市庁舎基本計画の策定に、今後も側面的に関わっていきたいと思います。