【 トランジットモール社会実験 ♪（ 16/04/05 tue – 06 wed ） 】今回の市議会において、国の地方創生加速化交付金を活用した「トランジットモール社会実験」関連予算が可決されました。これは昨春の市議選３期目にあたり「実現したい政策の柱」の１つに掲げていたものです。トランジットモールとは、既存の道路から一般車両を規制し、公共交通と歩行者だけの道空間のことで、ヨーロッパでは路面電車と共に多くの人で賑わうトランジットモールの様子が見られます。日本でも沖縄県那覇市の国際通りや兵庫県姫路市の駅前でも実施、最近では京都市の四条通りでも類似する取り組みがあります。今回、岐阜市の長良橋通り沿い（金宝町交差点〜若宮町交差点までの８００メートル区間）で、今秋を目安に社会実験を行う予算が計上・可決されました。人が集まる要素として大切となる目的明確なテーマコミュニティの「場所・広場」を用意すること、その広場が日本の中心市街地には少ない中で、限られた道空間をオープン化することにより、その空間を再び中心部に創り出すことは「ぶらぶら買い物すること」に取って代わる中心市街地の大切な機能として加えていきたいと思います。賑わいを取り戻すきっかけを創る可能性のあるトランジットモールについては、今回の社会実験を通じて、ぜひ次年度以降の定例化に向けて実績を残したいと思います。今後、地元商店街による実行委員会が設置されます。関係者への挨拶回りを進めていますが、きちんとその調整に徹したいと思います。（詳報はYouTubeをご覧ください：https://www.youtube.com/watch?v=Jn5A693kXK4）