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→岐阜市は今年度より、長良川鵜飼のあり方を総合的に再検討するための審議会「岐阜市鵜飼観覧船事業のあり方検討委員会」を設置しています。今日は鵜飼観覧船事業本体の運営方法についてが議題で、これまで通りの市の直営か民営化か、第三セクターか、あるいはPPP(Public Private Partnerships・公有民営方式)の活用か、それぞれ事務局の提案と意見交換が繰り広げられました。審議会ですので、委員の皆さんの議論の様子を傍聴していましたが、事業をどう進めるかにあたり「見せ方」そのものにもぜひ議論が及ぶことを期待したいと思います。10年前に整備した長良川プロムナード(堤防を走行するクルマのテールランプにより消えていた漆黒の闇の幻想的な鵜飼の風景を取り戻すため、北側にバイパスを整備、川岸の歩行者天国化が実現しています)から眺める鵜飼は、金華山・岐阜城を借景として本当に美しいものです。実際に夏場には、多くの観光客が浴衣姿で腰掛けて眺めています。鮎の串焼き販売など、安価で楽しむことの出来る鵜飼もまた楽しむ方法の一つです。事業主体のあり方の中でも、ぜひこうした活用策を検討して頂きたいと思います。