小学3年生の頃に亡くした祖父の最期を看取った先生で、何かある度、幼い頃から家族全員お世話になっていた近所の内科医院がいつの間にか閉院。淋しい思いをしていた昨年、市内の喫茶店で偶然先生と再会。「ぜひお礼の会がしたい」とお願いをしたところ、「そんなもんはいいから」といつも控えめの先生らしいお返事を頂いていました。そんな折、元内科医院のすぐ隣に昨秋オープンした喫茶店に、先生が奥様と共にほぼ皆勤賞でモーニングに出かけていることを知ることとなり、お客さんとして来店している元患者さんも多かったことから「お礼の会、ここならいかがですか?」と再度お願いしたところ、ようやくOKのお返事を頂けました。そんなわけで、約2年越しの願いが叶い、昨日はご近所の皆さんと「元患者による感謝の集い」を開催。約45年の長きにわたり、地域のホームドクターとして活躍された先生。喫茶店の会場で出席された元患者の皆さんにマイクを向けると、診察室での先生との昔話が伺え、かつて待合室のどこかでご一緒したかもしれない元患者さん同士とも楽しいご縁に。これからは、喫茶店を地域の拠点に、先生とお茶をするのが楽しみな今日この頃です。