「岐阜市中心部が再び輝くためのシナリオ」と題したシンポジウム。まちの活性化・都市デザイン競技のプレゼンテーション。市長優秀賞を受賞した戸田建設在籍の20代若手社員や岐阜大学工学部の学生グループから、柳ヶ瀬商店街の路地を「暮らす空間」とし、メインロードと路地をつなぐ店舗には「大学のサテライト教室」を配置するという提案。このうち岐阜大学の提案では、半分の学生が名古屋から来ているにも関わらず、夢の統合を果たした柳戸キャンパス周辺には学生が立ち寄る場がなく、柳ヶ瀬も通過し名古屋に帰る実態は、岐阜に何も貢献できていないと指摘。これからの大学はキャンパスという囲いのない「まちに溶け込む形でないといけない」と早稲田の高田馬場のような姿を提案。僕もかつて学生時代にまちの活性化についていろいろ提案していましたが、最近はいつの間にか内部の実情に溶け込んでるなぁ…、と新鮮に聴き入っていました。柳ヶ瀬商店街振興組合連合会とその有志が音楽と文化などをテーマに来月から始める「柳ヶ瀬芸術文化村(まち会社)」構想にも十分マッチングできそうです。