【 心温まる特別な卒業式( 25/03/25 tue )】#徹明さくら小学校 卒業式に出席しました。祝辞は素晴らしい先生方、地域の皆さん、仲間に恵まれた小学校生活、様々なシーンを振り返りながら、気持ち半分以上卒業生保護者の立場として感謝を伝え、卒業生へ励ましの言葉をおくりました。続く卒業生の合唱、そして体育館に響き渡る声での「さようなら!」の言葉からは、我が子いよいよ巣立ちの時を実感し、親としての気持ち入り混じる特別な卒業式となりました。
夕方は保護者有志で卒業記念パーティー(謝恩会)を開きました。まさしく謝恩会の名に相応しく、卒業生からは8年後の二十歳の集いでの再会に向けて、先生への決意表明が書かれたメッセージカードをプレゼント、先生方からはサプライズで合唱披露、これに呼応して、最後は子どもたちみんな卒業式同様に大きな声で合唱して締め括られるという、ほんわか心温まる卒業記念パーティーとなりました。こうした空気を創られたのも、日頃から心地よい職場の空気ある #徹明さくら小学校 先生方のおかげさまです。心から感謝しています。
= 祝 辞 =
桜の花の蕾が膨らみ始め、一番桜も咲き始めた今日の良き日に、徹明さくら小学校の卒業式を挙行いただきました松尾國雄校長先生をはじめとする学校関係者の皆様、本当にありがとうございます。
先ほど来賓として紹介がありましたが、気持ちは半分以上、卒業生の保護者として今日はここに立たせて頂いております。
ゆえに、まずは、校長先生の三つの合言葉に沿って言えば、子どもたちが常に「授業で勝負」できるように献身的なご指導を賜り、時には「ひとりで抱え込むことのないように」寄り添って頂いたこと、そして、「やってはいけないことはやらなくても済むように」厳しくご指導も賜りました。この六年間の子どもたちの歩みに対し、格別なるご指導を賜りましたこと、深く感謝を申し上げます。
また、地域の皆様方には、毎日の登下校見守り、春の子どもみこし、夏のラジオ体操や夏まつり、秋の市民運動会やイチョウまつり、冬の餅つき大会…、こうした四季折々の年中行事を通じ、学校外での子どもたちの豊かな人間形成にお力添えを賜りました。厚く御礼申し上げます。
そして、保護者の皆さま、私も卒業生の保護者として、我が子の成長を喜ぶこのひと時を共有したいと思います。子育て四訓、ご存じの方もあるかと思います。乳児は肌身離すな、幼児は肌を離せ、しかし手は離すな、少年期は手を離せ、しかし目は離すな、そして、青年期は目を離せ、しかし心は離すな、であります。我が子はまさに、少年期から青年期に入っていく多感な時期に入っていきます。今までの子育てに自信をもって、徐々に目を離していきましょう。子どもたちの心は、こちらから離すまいと思わずとも、きっと、離れることは、ありません。お子さまの健やかな成長、ご卒業、本当におめでとうございます。
さて、卒業生の皆さん、今こうして順を追ってお話しましたように、皆さんの右手側には学校の先生方、左手側には地域の皆さん、そして後方には、家族が控えています。みんな応援しています。あとは前に進むだけです。
皆さんが今まさに手にした卒業証書、これは小学校6年分の自由の証です。ここで言う自由とは、誰かに何かを言われない、束縛されないと言うことではありません。この小学校6年間の学び、例えば、読み書き計算が出来るようになった、自由自在に数字で計算をし、自由自在に漢字が書けるようになった、社会の仕組みも少し分かるようになってきた、科学も少し分かるようになってきた、音楽や芸術文化に触れて、豊かな心も養ってきた、今まで得た学びを通じて、自由自在に自分の考えを述べることが出来るようになってきた、その自由の証です。これからも学び続ける努力を続け、どうか自由の幅を広げていってください。応援しています。
冒頭、さくらの花の蕾が膨らみ始めたお話をしました。桜の花は美しい。みんな花見に行きますね、しかし、いったい誰がその桜を植えたのでしょう。いったい誰がその桜を花咲くまで育てたのでしょうか。そういうことに関心を抱く人は、実は、そんなに多くはありません。でも、必ず誰かが、携わっていたはずです。
これを足跡に例えるならば、皆さんがこの先進む中学校でも、先日、卒業式が執り行われました。来月から高校に進学する、皆さんの先輩の卒業式です。皆さんが来月中学校に進学しても、その先輩方に直接会うことはないかもしれません。しかしきっと、その先輩たちが残した足跡に、折に触れて気づく時がやってくるでしょう。と同じように、皆さんが卒業した後、来月には、新1年生がこの徹明さくら小学校に入学してきます。その子たちは、皆さんと直接会って、一緒にこの学校で学ぶことはないかもしれない。しかし、いずれ5年生のさくらソーラン、6年生のエンジョイバンドなど、皆さんが残した足跡に気づく時が必ずやってきます。
このように、桜の花咲く徹明さくら小学校には、これまでも多くの先輩がここで学び巣立っていきました。どうか先輩が残した足跡に謙虚に学び、自分が残した足跡には誇りを持ちましょう。
まさに6年生の学年目標であった「プライド」、徹明さくら小学校卒業生としての誇り、プライドを胸に巣立つ時がやってきました。皆さんには、まだまだ次の学びや出会いが待っています。皆さんの未来は明るい。卒業生益々の活躍を願い、祝辞とします。
令和7年3月25日 岐阜市議会議員 和 田 直 也
卒業おめでとうございます。