【 情場の時代を生きる( 22/12/14 wed )】「情場(jojo)」あまり聞き慣れない言葉ですが、故梶原拓前岐阜県知事の造語で「農業社会の農場、工業社会の工場、情報社会の情場として、これからは情場を生み出していくことが重要だ」と1990年代から説いておられました。

私も出来る範囲でこれを実践すべく、東京で開催されている、海外勤務経験者や学生など立場関係なく集い、エネルギーをテーマとした勉強会「金曜懇話会」に倣い、ご縁頂いて岐阜を舞台に国際政治経済をテーマに勉強する「GIFUプラットホーム懇話会」を2013年に立ち上げて隔月開催、第60回目(10周年)を迎えました。

節目の講義は、10年前に第1回目の講師をお務めいただいた経産省の石川靖さんにお願いしました。現在は中部経済産業局の地域経済部長としてご活躍です。テーマは「グレーター・ナゴヤ・イニシアティブ10年後の未来」、まさに梶原前知事が主導した東海環状自動車道構想で「東回りルート」が開通したことで、岐阜県にはこの10年で245社が進出、企業誘致数では東海北陸6県で堂々の1位を誇っています。また、スタートアップでも岐阜大学起業部を中心に開業率4.1%と成長の兆しがあるとの講演でした。未来を見据えた政策の種まきが重要であることを改めて実感する機会となりました。

この先も情報プラットホーム(梶原知事の言葉を借りれば情場)を創ることで、ぜひ地方創生の一端を担っていきたいと改めて感じる中、その舞台を提供してくださるオシャレな空間が増えてきたように思います。初期メンバーで恵みの湯の星山社長が開設された各務原市の湯癒草々もその一つ。今回はこちらを会場に節目の10周年記念を迎えました。

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