【 司町シンボルの未来を考えよう( 24/09/14 sat )】大正13年から昭和41年までの約90年間、#岐阜県庁舎 として活躍した旧岐阜県庁舎ですが、現在は耐震性の問題から閉鎖され、利活用されることなくひっそりとした佇まい、しかし周囲には変わらず堂々とした存在感です。
旧庁舎は、総理大臣公邸や国会議事堂、皇宮警察本部などの近代公共建築に関わった岐阜県出身の矢橋賢吉氏の設計であり、この歴史的建造物をぜひ活用しようと、岐阜県建築士会有志をはじめとする皆さんが、2年前に続き保存利活用を呼びかけるイベントを開かれました。
私も活動の趣旨に賛同しています。以前は同じく矢橋氏が設計に携わった旧石川県庁舎の利活用について、保存利活用に至った経緯や予算化までの手順、技術的な対応等、何度も現場を視察させて頂きました(写真:当時の視察時のものです)。現在は #しいのき迎賓館 として利活用されています。
岐阜県総務部管財課が下記サイトでバーチャルツアーのサイトを設けています。来月は建設から節目の100年、100歳を迎えます。県政司る「司町」から市民の時代を司る「つかさのまち」へ、その象徴である #メディアコスモス と連動した活用法をぜひ探っていく一助・微力を尽くせたら、と思います。
「旧岐阜県庁舎」バーチャルツアー
https://www.kyuuchousha.pref.gifu.lg.jp