【 人生百年時代と大学( 23/09/19 tue )】地元地域の敬老会祝賀会に出席し、挨拶しました。
人生百年時代、地元地域の誰もが知る #木之本 シニアクラブ元会長の竹山正雄さんが今春百歳で天寿を全うされました。「老人クラブだと印象が老人になっちゃうから」と「シニアクラブ」と改称されたのも竹山さんです。近所の #本荘公園 で開かれる早朝のラジオ体操の参加、掃除洗濯自炊の家事全般をはじめ、地域では交通安全や子ども見守り活動の傍ら、公民館パソコン講座の”先生”も務められるなど、本当に誰からも慕われていました。また、ご自身の戦争体験を通じた平和学習にも精を出されていました。常に学ぶことや伝えることへの意欲が人生百年の道を後押ししていたのではと察する中、欽ちゃんこと萩本欽一さんも70代から大学に通っていたことを思い出しました。大学に通い始めた理由が認知症予防と周囲に語っておられたようですが、病院ではなく大学(教育研究機関)、という選択に共感を覚えました。
私の大学時代にも少数ではありましたが、元校長先生や70代のゼミ生がいらっしゃいました。「若い時には学べなかったから」と、夜間中学に通われていた方とも出会ったことがあります。アメリカのコミュニティ・カレッジ に通っていた時も、学生はいつも老若男女・多国籍(アメリカならでは)でした。
「学びはいつからでも」100歳を迎えた方が全国で9万人をこえたとの新聞報道を眺めて、全世代にアンテナを張る昨今の教育研究機関に改めて関心を抱いています。