【 日本人特有の感性 ( 25/05/30 fri )】岐阜市高齢者福祉大会に出席しました。私が初めて #老人クラブ を認識したのは、35年ほど前の小学生の時のことです。当時、80前後だった祖母(のちに95歳まで元気に頑張りました)のところへ、地域の老人クラブの方が勧誘に訪れた時のことです。勧誘を終えて帰られた後、「わたしのことを老人と言った!」と、えらく血気盛んに語っていたのを鮮明に覚えています。10歳前後の小学生だった私(当時)から見た景色、80前後のおばあちゃんが「老人ではない」との認識を持っていたことが鮮明に覚えている所以と思いますが、のちに会の名称がシニアクラブとなり、改めて勧誘に来られた時にはすんなり応じていたのもまた記憶に残っています。活動内容は変わらずとも、横文字にしたことで今度は素直に応じた祖母でしたが、日本人特有の感性が功を奏したのかもしれません。折しも、岐阜市老人クラブ連合会は #清流クラブ岐阜 という愛称で活動を展開しています。ペタング、グランドゴルフ、友愛活動など、地域のヨコの繋がりを育みながらの幅広い地域福祉・健康増進活動こそ、日本の人生百年時代の源と感じています。今後も柔軟に時代の変化に応じて形を変えながらこうした活動を展開する中で、後進を行く若年層を大所高所よりご指導願いたい、という趣旨の挨拶をしました。(写真の一部は参加された谷藤市議より頂戴しました)