【 首都圏構想と岐阜市のグランドデザイン ♪（ 16/07/14 thu ） 】天皇陛下の生前退位のご意向は、皇室典範に限らず、長寿社会となった日本のあらゆる組織や制度の在り方にも大きな変革をもたらすのではないかと思います。幼い頃から両陛下のお写真が常に自宅の神棚と共にあった身としても、今後の歴史的な動向を見守りたいと思います。

▼さて、今日は岐阜商工会議所主催の「岐阜市中心市街地の近未来グランドデザインを考えるシンポ」に出席。リニア中央新幹線開通後に東京から４０分で結ばれる名古屋駅周辺は、もはや首都圏同等のポテンシャルを持つようになり、そこから１８分の岐阜駅をはじめとする岐阜市中心市街地のグランドデザインは、今からきちんと描いていく必要性を指摘され、あれこれ思うところのメモをとっていました。岐阜駅周辺〜柳ケ瀬〜メディアコスモスをBRT（bus rapid transit, =バス高速輸送システム）ループで結ぶ提案をはじめ、特に長良橋通りのトランジットモール化は、今年の予算で社会実験が予定されています。学生時代に路面電車存続活動に関わっていた者としては、将来の一策としてLRT（Light rail transit, =軽量な都市旅客鉄道）ループについてもあれこれ構想したいと思いますが、とにもかくにも、創造的な都市デザインは、市政に捧げる身として常にワクワクした思いをかき立ててくれます。こういう機会は大切にしたいと思います。