【 都市機能の立地適正化計画( 16/04/25 mon – 28 thu )】政府が提唱し地方が主導する「まち・ひと・しごと創生総合戦略」に関連して、メディアコスモスで開かれた「地方創生フォーラム」にちなみ、今週の朝の街頭活動は、今年度この交付金を活用して岐阜市が取り組む予定の「トランジットモール(道路空間のオープン化)計画」を中心にご報告。
さて、昨日は都市計画審議会に出席しました。テーマは「都市機能の立地適正化計画」です。コンパクト+ネットワーク・人口減少の時代に合った都市機能の集約化を進めようとするもので、会議では、岐阜市の地図上に行政、医療福祉、教育文化、商業金融など、集約を誘導したい具体的な施設とエリア設定の提案を受けました。その中に、市民病院が位置付けられていない点を質問。西病棟の新築を終えて間もない中、今後も地域医療の中枢を担う岐阜市民病院を「地域生活拠点区域」の拠点にきちんと位置づけるよう意見しました。
もうひとつ、今年度は「公共施設等総合管理計画」の策定が完了する年です。徹明小・木之本小の学校統廃合を目の前の地域課題として抱える立場として、まさに「都市機能の立地適正化」を進める上で、人口減に備えた統廃合・集約すべき公共施設の情報共有と協議を全庁あげて本格化させなくてはいけません。と同時に、地域への合意形成を進める粘り強い調整力が、いよいよ問われていると思います。気を引き締めて、こうした都市問題に臨みたいと思います。