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▼ 質問(和田直也)

→先日、9月12日の新聞各紙において、この問題が大きく報じられました。今後の行方を教育委員会に一任するというものです。これまでの統合準備委員会で交わされた意見等については、ほぼ報道のとおりだと思いますので、ここでの議論は割愛しますが、この間の統合準備委員会にかかわられた両校区の自治会連合会、あるいはPTA、学校関係者、全ての皆様の熱心な議論や、また、活動には深く敬意を表したいと思います。また、調整に当たられた教育委員会の皆さんの御尽力にも感謝をしたいと思います。
この先は教育委員会に一任とのことですので、子どもたちの学習環境の充実を第一義に、しかし、一方では、地域がかねてより求めておりますまちづくりの観点も含めて大所高所からの検討と判断をお願いしたいと思います。今後のこの問題に係るスケジュールの見通しについて教育長のお考えをお尋ねします。

▼ 答弁(教育長)

→先日、9月11日に岐阜市立徹明小学校及び岐阜市立木之本小学校統合準備委員会から検討結果をまとめた意見書を市教育委員会に提出いただきました。意見書の内容は大きく3点あります。その要点は、1、統合は必要であり推進する。2、通学先は結論を出せないため、教育委員会に決定を委ねる。3、跡地利用は通学先決定後に地域と市との継続的協議を要望するとなっております。地元からさまざまな意見がある中で11回にわたり精力的に、かつ冷静に審議を積み重ねていただいた御苦労をまずもって感謝申し上げます。
そうした中でいただいた意見書には、子どもたちの教育を最優先にし、少しでも早い時期によりよい教育環境を創出していくために早期統合が望ましく、両校区一体となって推進していくことが必要であると高潔に表明していただいております。市民の皆様の見識の高さと学校や子どもたちに対する愛情の深さを感じることができ、教育に携わる者の責任の重さを改めて感じております。
決定に向けては慎重に手順を踏んでまいりますが、いたずらに時間をかけることは適切でないと考えております。論点はほぼ出そろっていると思います。今後しかるべき時期に教育委員会定例会をそれぞれの小学校で開催し、教育委員に学校の施設、環境を見ていただくとともに、地域の方、保護者の方から意見を伺う場を設けたいと思います。教育委員会において困難な決断をすることもまた教育行政の責任であると考えております。統合校の決定には、地元の皆様、PTAの皆様に説明会を実施し、校名や通学路の決定など統合に検討が必要な課題について説明をし、開校に向けた準備を進めていきたいと思います。両校の子どもたちが明るく元気で仲よく遊び学ぶ姿が実現できますよう私たちは努力してまいります。両校を愛してやまない関係者の皆様には御理解と御協力をお願いいたしたく存じます。

▼ 質問&答弁、その後の進捗状況ご報告。

■ 進捗度評価 ・・・ △ 現在進行中 
→今後、統合準備委員会での具体的準備を進めていくため、徹明自治会への説明会の場を設け、理解を求めていきます。(教育委員会回答)

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