【 特別委員会の行政視察報告 ♪（16/02/03 wed – 05 fri）】水曜から本日までは、所属する「高齢・少子化社会対策特別委員会」の行政視察で福岡市と長崎市を訪問。福岡市では不足する保育士の就労支援（相談業務や保育園とのマッチング等）を窓口の現場視察を踏まえて、長崎市では多職種連携による地域包括ケアシステムの構築について、それぞれ現地担当者と意見交換を行いました。このうち、保育園長経験者が常駐する「福岡市こども未来局子育て支援部」で実施される相談業務は多岐にわたり、斡旋に対する就労成立が７５％と高い水準を維持しているとのこと。特に、比較的女性の就労者が多い保育園に対する「男性保育士」の斡旋に力を入れているといい、子育て世代のひとりとして、ひきつづきこの分野はマークしたいと思います。長崎市では視察後に市立図書館にも足をのばしました。原爆被災直後に臨時救護所として使用されていた旧・新興善小学校跡地に開館したことを受け、その歴史を後世に伝える救護所メモリアルルームも併設された同館ですが、入口すぐの「長崎市政史」の丁寧な年表・記述に目がとまりました。視察で得た情報の数々は、岐阜市政に大いに活かしたいと思います。