今朝の街頭演説。いつも立つ予定の交差点にひとりの女子高生。僕が到着すると「あのう…」と話しかけられます。「私、徹明小の出身です。卒業式の時にみんなのメッセージが入ったタイムカプセルを埋めて、成人式で開ける予定です。木之本小と統合するそうですが、学校がなくなったらどうなっちゃいますか?」と尋ねられます。僕がいつも立つ場所で待っていたのでしょうか。話しかけるだけでとても勇気のいることだったのではと、深く察しました。学校が統合しても、施設はそのままであること、タイムカプセルは教育長と校長先生にきちんと確認することを約束し、彼女は高校へ。早速、本日の議会終了後に教育長室、徹明小学校へ伺い、タイムカプセルやかけがえのない思い出は、統合小にてきちんと引き継いで保管していくことや、これからのことも含めて改めてじっくりお話をしました。人口減少社会では、まち全体を通して公共施設の統廃合や再配置を通じた、持続可能な財政運営が求められます。しかし、こと学校統廃合は、そこを心の宿りとされる方も大勢いらっしゃいます。無論、細心の気を配らなくてはいけません。普段は地域の皆さんとの意見交換が圧倒的な中で、ここを母校とする若い卒業生から直接お話を頂くと、とりわけ配慮に配慮を重ねる重責を実感させられます。改めて、気を配り、気を配り、地元議員としてことにあたりたいと思います。訪れた徹明小では、子どもたちと先生、PTAの皆さんが一緒になって、明日の運動会の支度を進めていました。こうした光景を本当に、大切にしたいと思います。