【 日本の港湾の現状と国策 ( 25/07/24 thu )】この春 #岐阜IC が開通しました。「 #東海環状自動車道 西回りルートが全線開通すると、岐阜は港を手に入れることになる」と、江崎知事が語っています。
日本の港湾コンテナ取扱量はこの30年で大きな変化はありませんが、アジア広域では釜山やシンガポールなどに抜かれ、ハブ機能を失いました。大型化する貨物船に対応し得る、浚渫の効いた港湾設備が整っていないことが要因であり、結果として日本の貨物をハブ港まで取りに行かざるを得ない環境が生まれ、これが物価高騰の要因にもなっている点など、多くの諸課題について過日開いたGIFUプラットホーム懇話会にて国交省OBの講師より伺いました。今回の参院選では殆ど話題にはなりませんでしたが、日本の国策としての港湾設備のあり方については改めて危機感を覚えるところです。
名古屋大都市圏に入る岐阜県においても、あらゆる貨物は名古屋港で陸揚げされ陸送されています。実はこの間、東海北陸道と名神高速がクロスする一宮JCTから名古屋港まで一直線で繋がる #一宮西港道路 の整備に、再選を果たした愛知県の酒井参議と連携して岐阜県の大野参議が意を尽くされました。時の民意を得て12年間完走された大野参議に敬意を払いたいと思います。
今後も常に国策を構想し、同時に岐阜地域をダイナミックに構想していく姿勢を大切に研鑽を積みたいと思います。