【 義足の福祉制度改善要望( 25/01/23 thu )】疾病が原因で義足生活を余儀なくされた #県岐商 後輩より数年前からご相談・要望を頂いている義足の福祉制度改善要望について、 #岐阜市 障がい福祉課での相談対応も踏まえ上京、#野田聖子 代議士のお名前と議員会館の事務所をお借りして、厚生労働省担当官と意見交換の場を頂きました。
担当官自ら #義肢装具士 の国家資格を有する立場から、「公費補助に関しては、むやみに義足ユーザーや義肢装具士の声だけで公費支出するのではなく、特に義肢装具士資格保有者には医学的・科学的見地を重んじた論文等の実績を踏まえて判断・対応するよう念頭に置いている」との基本的立場を強調される点が非常に印象に残りました。また、等級等の判断は国の基準を参考にすることを促しながらも、実際の可否判断と助成予算は市町村に委ねていることから、国として等級基準を根拠とした公費の支出判断の是非は出来ない、との回答も学びを得る機会となっています。相談内容は岐阜市の障がい福祉政策において、国の等級基準に基づく可否判断が始まりであったことから、この点は持ち帰り、引き続き以後の調整に努めたいと考えています。
色々な行政関係者と接する機会を頂きますが、とても芯の太い担当官で、かつ「ぜひ義足ユーザーの声を直接伺って国策に活かしたい」と、非常に前向きな提案も頂き、貴重なご縁となりました。また、病気治療とはいえ若くして足を切断、義足となりながらも仕事・子育てに奮闘し、辛い環境下に置かれながらも常に明るく、かつ同じ環境下にある全国の義足ユーザーに声をかけ、生声を集めて分析し、要望書も自ら書き上げた後輩に心から敬意をもって、引き続き微力を尽くしたいと考えています。