【 二十歳の集いと確率のお話( R5/01/08 sun )】法改正により成人が18歳となったことから、岐阜市では今年から「新成人を祝い励ます会」改め「二十歳の集い」となりました。地元地区の集いで祝辞を述べました。

「年末ジャンボ宝くじ1等賞に当たる確率は2000万分の1、例えれば1,400万東京都民全員と800万大阪府民全員が宝くじを買ったとして、ようやく1人当たるという確率です。さて、男性が一生のうちに作り出す精子の数は約3兆5,000億個、女性が一生のうちに作り出す卵子の数は約400個、ここから自分がこの世に生を受ける確率は1,400兆分の1、これは先ほどの年末ジャンボ宝くじ1等賞に連続100万回当たるに等しいようで、そもそもこの場所に居ること自体が実に天文学的な確率にて尊いことか…、また、日本人に生まれてくる確率は世界196カ国78億人の内の1億人ですから約1.5%、お家の蛇口から出てくる水道水を飲むことが出来る、この当たり前の日常は、実は世界でわずか15カ国、さらに長良川水系・清流の岐阜で生まれ育ったことがいかに恵まれているのか、ぜひこれまでの20年に謙虚な気持ちで『ありがとう』を言いましょう。そして、この先は『ありがとう』と言われる脇役になる喜びを得ることです。晴れ着姿の皆さんは今日の主役です。しかし主役の皆さんのために早起きして準備にあたられた美容師の皆さんがいたはずですし、会場では皆さんの到着を待ち準備設営をされた地域の皆さんがいらっしゃたりと、脇役の方が大勢いたはずです。働くということ、社会で大人の仲間入りをするということは、ありがとうを言われても言われなくても、そうした脇役になる喜びを得るということです」という旨の祝辞を述べました(私より年上の皆さん、生意気を失礼しました…)。

岐阜市議 和田直也 も引き続き謙虚に働きます。二十歳の皆さんの門出を心からお祝いします。

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