市政報告「都心の道づくり」
【 中心市街地の道づくり意見集約( 22/10/20 thu )】先週のことです。第3回目となる #岐阜市 #中心市街地 の道路空間利活用懇談会が開かれ傍聴しました。
(1)金華橋通り
(2)長良橋通り
(3)駅〜玉宮〜柳ケ瀬の通り
(4)柳ケ瀬エリア
4つの道空間の将来像に関する意見集約の結果が公表されました。いずれも歩行者優先型、#ほこみち (テラスやキヨスクなどの設置が可能となる歩行者利便増進道路)制度の活用、豊かな街路樹や無電柱化、休日はトランジットモールなど公共交通とホコ天、平日は通勤通学を支える主要交通網や自転車道など曜日によって使い方が変わる道空間の在り方など、概ね「歩くことを基本とした道づくり*公園のような道空間」を求める声が多い印象でした。
意見交換の中で出た「イメージパースに描かれる人々は一体どこから来るのか、駐車場なりバス停なり、その交通結節点の政策構想が重要」との指摘には、かつて路面電車の存続活動に関わったり、民間コインパーキングの実態調査を学生と進める者として共感しました。自動運転技術などモビリティの発達により駐車場そのものの在り方も大きく変わるかもしれません。#MaaS の動向にも注目しています。
かねてより「歩くことを基本としたまち」「道は市、市は道から、楽市楽座発祥の地として都心の道空間の原点回帰」を政策提起している一人としても、今後は提示されたイメージパース(近未来像)を共有しながら、新しい道づくりの方向性が見出されていくことを期待し、ぜひ随所で応援しながら主体的に議論に参画していきたいと思います。
(写真:トランジットモール交通社会実験、東京虎ノ門ほこみち、神田町ほこみち啓発*いずれも過去のものです)