▼ 質問（和田直也）

→Apple社が開発したiPadの登場で電子書籍などの分野に期待がかかっています。単に本の貸し借りをするだけの図書館ではなく、情報発信拠点機能としても期待される岐阜大医学部跡地計画としての「新しい図書館構想」における、情報検索網整備の基本的な考え方をお尋ねします。また、行財政改革プランに示されている「図書館の指定管理者化」についての考えをお尋ねします。

▼ 答弁（教育長）

→岐阜大学医学部跡地計画は、新しい時代の司のまちづくり・ひとづくりを基軸に整備を進めていきます。あらゆる世代の読書活動の普及・啓発に努めます。近年新しい技術を駆使した商品が登場し、情報収集手段として活用されています。こうした時代にも対応できるよう、インターネット検索環境や電子書籍の導入など、若い世代のニーズにも対応できるよう整備を進めます。

▼ 質問＆答弁、その後の進捗状況ご報告。

■ 進捗度評価 ・・・ ○ 達成・実現
→（仮称）岐阜市立中央図書館は、パソコンコーナーの設置とWiFi設備の導入により、来館者がインターネットを利用できる環境の構築を進めています。また、それらを活用した事業を展開することで、若い世代を含めた新たな利用者への関心や利用促進に繋げていきたいと考えています。電子書籍について、岐阜市に関する資料からデジタル化を進め、パソコンなどでそれらの資料を閲覧できるようなサービスの提供ができるよう、準備を進めていきます。（仮称）岐阜市立中央図書館の運営は、長期的な視野に立った人材育成や資料収集計画など、図書館の運営面での継続性を確保するため、直営で運営する方向で検討しています。