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▼ 質問(和田直也)

→現代は、グローバル化という大きなうねりの中にさらされ、その影響は、産業空洞化や大型店の進出など、目に見える形で地域社会を直撃しています。自らの地域は、自らの力で守らなくてはならない。地域の資源、自治体の政策ノウハウを活かした自治体外交による都市戦略を従来の国際交流に加えて、都市間競争に対応する研究として進めてほしいと思います。

▼ 答弁(市長)

→世界の出来事は、今や私たちの生活に直結すると思います。外交は国の専管事項として捉えるのではなく、自治体や市民の熱意ある取り組みも大切だと思います。未来志向型の都市間交流、多文化共生の視点を今後のまちづくりに活かすため、都市経営戦略会議のテーマに取り上げるのも一策だと思います。

▼ 質問&答弁、その後の進捗状況ご報告。

■ 進捗度評価 ・・・ △ 現在進行中
自治体外交という考え方については、「平成21年度 岐阜市重点政策の基本方針」の中で重点政策の1つとして位置づけ、今後も全庁的な協議を重ねつつ、ひきつづき事業を進めます。「岐阜市多文化共生推進等基本計画」を平成21年度に作成予定しており、今年度はそのためのアンケート調査を実施予定です。姉妹都市交流としては、市長を団長とした代表団がブラジル・カンピーナス市、イタリア・フィレンツェ市を訪問し、草の根交流をはじめ、各都市との実情にあわせた交流アクションプランを締結し、未来志向型の「都市間交流」を進めていきます。(2008年10月現在 – 市長答弁担当・市民参画部 回答)

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