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▼ 質問(和田直也)

→統合という、配慮に配慮を重ねた、また、配慮が必要な問題に直面しているんですけれども、いよいよ動き出しております。最大に優先すべきは子どもたちにとってどちらを学校として使用していくのが望ましいかという点だと思います。
この基本を押さえた上で、以下、お尋ねをします。
これまでの金華、京町、そして、明徳、本郷のそれぞれの統合というのは、そのいずれも中学校や教育支援センターなど教育施設としての跡地活用の実績がありますが、今回のケースでは地域の皆様からいただく跡地利用の声としては、例えば、コミュニティセンターや高齢者の福祉施設など、およそ教育委員会の所管ではない声が多いのも事実であります。
そこで、お尋ねをします。
現在、既に自治会、PTA、学校関係者による協議が重ねられております。そこでいただく御意見や御要望を踏まえ、教育施設以外のより広範囲の検討が必要になった場合に配慮すべき点は何かという点について教育委員会事務局長のお考えをお尋ねをします。

▼ 答弁(教育事務局長)

→統合に向けた現在の状況でございますが、これまでに徹明地区、木之本地区の両自治会と、PTA、校長、教頭で構成いたします統合準備委員会を9回にわたり開催し、統合することの必要性、学校の施設規模、通学距離や通学路などの比較のほか、児童の居住の分布、中心市街地の活性化など、さまざまな観点から検討を行っていただいております。学校を統合することによりクラスがえができるようになり、集団生活の中で多くの考えに触れることにより社会性を学ぶことは大変に重要なことであります。統合が必要であるということは統合準備委員会の委員全員の共通認識でございます。できるだけ早い時期に統合が実現できるよう引き続き協議を進めてまいりたいと考えております。
御質問の統合後の跡地利用の検討において配慮すべきことについての御質問でございますが、小学校の運動場や体育館は御案内のとおり、運動会などの地域の行事、夜間開放など地域の皆さんに広く利用されるとともに、災害時の避難場所にも指定されております。運動場や体育館の開放など地域活動の拠点としての機能と、避難所、災害必需物資の備蓄倉庫など防災拠点としての機能の確保は必須の条件であると考えております。跡地の利用に当たりましては、地域の皆様の声にも配慮しながら検討してまいりたいと考えております。

▼ 質問&答弁、その後の進捗状況ご報告。

■ 進捗度評価 ・・・ △ 現在進行中 
→現在、徹明・木之本両小学校の統合準備委員会において、協議が進められています。(教育委員会回答)

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