【 豪雨と友好訪日団( 18/07/10 tue ) 】#和田直也 です。先週金曜のこと。#田中角栄 首相の #日中国交正常化 から遡ること10年前の1962年、当時の #岐阜市長#杭州市長 との間で「#日中不再戦」の友好碑が杭州市内の柳浪聞鴬公園に設置されたのを契機に、1979年から両市の友好姉妹都市締結が実現、以後絶えることなく青少年の相互訪問が続いています。さて、生憎とはこういう時に使う言葉だと改めて知る機会となった先週金曜の豪雨の最中、友好訪日団が来岐しました。徐華平団長以下15名の11〜18歳の友好少年訪日団員はいずれも、
 
#市岐商=杭州旅游職業校、
#本荘中=学軍中、
#本荘小=学軍小、
#長良東小=安吉路実験校
 
の友好校の代表生徒です。中国における日本の訪中団への熱烈歓迎の歓待ぶりは、私も本荘中時代の1995年と市議としての2009年の2度の訪中の折に体験しましたが、正に感激そのものであり私の脳裏に深く焼きついています。昨年度、岐阜市の早川教育長の意向もあり、訪中団員には従来の最上級生ではなく、その前学年、小学生なら5年生、中学生なら2年生が訪中し、翌年、歓待を経験した児童生徒が中国からの訪日団をホストする、という方針に切り替わりました。実は、今回はその第1回目ということで、岐阜市の青少年もそれぞれに事前準備に熱心に取り組んでいました。しかし今回の豪雨警報により学校が休校、全ての行事が中止となってしまいました。ただ、せっかくの友好訪日団の青少年にせめてもの思い出を!とのことで、各学校の教職員やPTAの皆さんのお力添えで、本荘中では夏まつりブースと浴衣体験を実施、「親善大使」として訪日した中国の児童生徒にも笑顔が見られ、私は心からのエールを送っていました。こうした体験は自分自身を振り返っても、10年、20年と長きにわたって息づいていきます。来年は岐阜市から杭州市を訪問する番です。日中国交回復10年も前から続く両市の交流の歴史と継続が相互理解の発展に繋がるものと胸を張って、今後も青少年交流に期待したいと思います。