【 冬の運動会!と人口減時代の都市創造 ( 25/02/01 sat )】#木之本こども会 主催「徹明さくら冬の運動会」を開きました。#徹明さくら小学校 全校児童に呼びかけたところ沢山のお友だちが集まり、ウォーミングアップダンス、動かないバトンリレー、玉入れ、雑巾掛けリレーとお楽しみ企画に笑顔あふれる冬の運動会となりました。
ここからは地域の話ですが、人口減時代の地域コミュニティ形成、ひいては公共施設マネジメント計画にも通ずるお話しです。木之本子ども会は今回の「徹明さくら冬の運動会」企画を以て長い歴史に幕を下ろし、4月から「徹明さくら子ども会」へと改称することになりました。と言うのも、旧学区のままの子ども会(会員制)だと、学校の子どもたちを旧徹明、旧木之本と会員を二分せざるを得ず、結局は徹明さくら1つの子どもたちのコミュニティも二分されてしまいます。#徹明さくら小学校 開校から9年、いつまでも旧学区の地域体制のままでは…、という思いから、1年任期の会長を引き受けた時からやるべき課題はただ1つ、木之本子ども会と徹明子ども会との統合!との問題意識から、協議や調整を重ねてきました。しかしこれにはなお時間がかかりそうです…。地域の合意形成は世代間の考え方や地域への帰属意識が根っこにありますから、変えるエネルギーは相当なものです。
それでも、地域の色々な体制を時代の変化に合わせていくことが重要、との思いから、まずは理解の得られた木之本の枠組みの中で「木之本子ども会」を「徹明さくら子ども会」と改称、会員制は廃止、イベント都度 #徹明さくら小 全児童へ参加を募る体制へ移行することにしました。しかしそうすると、会員の保護者による役員の年次交代の体制が崩れてしまいます。でもこれも時代の変化、やれる時にやれる人が…、気持ちに支えられる組織へ移行することにしました。ボランティアもコアメンバー(企画準備などから関わる皆さん)、イベント当日だけならとの気持ちある当日ボランティア(こうした方は結構いらっしゃいます)、と、支える体制も都度募集へ移行することになりました。いずれにしても、主眼は子どもたち、時代に合わせた体制を創ることが大切な使命と思います。これで私の任期は満了、次へバトンを渡します。引き受けて頂いた方あり、本当によかったです。徹明さくら地域の方で、コアメンバーで加わって頂ける方がありましたら、ぜひご連絡ください。
と言うことで、春に行われる「ぎふ道三まつり」の「木之本こどもみこし」は今春より「徹明さくら子どもみこし」併用で行われることになりました。人口減時代の地域コミュニティの形成、小さな地域の話ではありますが、丁寧に時代の変化に合わせながら、地域を創っていきたいと思います。
本当は、もっとダイナミックに人口減時代の都市創造へ舵を切らねばと思います。でなければ、この人口減のスピードには間に合いません。一昨年の岐阜市の出生数は2400人、岐阜県全体でも1万人しかありませんでした。これは6年後の小学1年生の数となります。地域の意識がこうしたスピードに全く追いついていません…。ここへ学校施設の耐用年数の限界という行政課題も2030年代に迫っています。いまの規模での更新は難しくなります。一方、市橋や鶉などのように校舎不足で増設している地域もあり、小さな岐阜市でも180度対応異なる都市課題もあります。ただ、やはり全体としては人口減時代に合わせた体制が急務です。愛知県瀬戸市の「にじの丘学園」のように、5つの小学校を一気に1つにまとめ、代わりに最新鋭の小中一貫校を開校、地域合意にわずか4年で実施へこぎつける、時に行政主導の施策も求められる時代です。そうした都市課題に果敢にチャレンジしていきたいと、地域の現場の調整経験を通じて、強く感じているところです。