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▼ 質問(和田直也)

→昨年、平成26年度の予算を以て全ての小学校区内に「みんなでまもロード事業」が拡大されました。登下校時における児童・生徒の列にクルマが突っ込むその痛ましい事故を未然防止するためにも、事業効果には注目したいと思います。また、さらなる拡大にも期待をしています。今年度、都市防災の観点から、市内の全小学校の校庭に設置された防災倉庫は、市内の全中学校にも拡大される旨、予算化されました。大変意義あることと思います。同様に、小学校に続いて中学校という観点から、その通学路の危険箇所についても、青少年育成市民会議等の地域団体や当該中学校が認める区間に「みんなでまもロード事業」を導入して頂きたい、そう考えますが、基盤整備部長の考えをお尋ねします。

▼ 答弁(基盤整備部長)

→通学路の安全対策につきましては、過去に京都府亀岡市を初めとしまして全国的に登下校中の児童との交通事故が連続して発生しましたことから、本市としましても、従来のガードレールやカーブミラーの設置などの安全対策に加えまして、平成24年度より新たに「みんなでまもロード整備事業」を開始しております。
「みんなでまもロード整備事業」は小学校の通学路におきまして、児童が安全かつ安心して登下校できますよう道路の幅員や通学児童数など一定の適用基準のもと、路肩や交差点部のカラー舗装を行うものであります。本事業は、ほかに、通学路を含む生活道路のカラー舗装を行うゆとり・やすらぎ道空間事業といった事業のエリアを除きます市内の全小学校におきまして、平成24年度から平成26年度にかけて実施し、おおむね完了したところでございますが、議員御発言のとおり、中学校の通学路の安全対策も重要なことと考えます。
今年度は「みんなでまもロード整備事業」の事業効果を検証しまして、今後の事業方針を検討する予定であります。現在、本事業を実施しました小学校の児童や保護者を対象に、通学路のカラー舗装の認知度や通学児童の利用安心度などにつきまして、アンケート調査を実施しているところでございます。
今後は、アンケート調査の結果も踏まえまして、関係機関である教育委員会、警察などの意見も十分に伺いながら、通学路の安全対策である「みんなでまもロード整備事業」の事業方針を検討してまいりたいと考えております。

▼ 質問&答弁、その後の進捗状況ご報告。

■ 進捗度評価 ・・・ △ 現在進行中 
→みんなでまもロードの中学校通学路への拡大は、現在のところ実施を見送っていますが、通学路の道路環境によっては通学路の変更、安全施設の設置および通行規制などの通学路の安全対策を関係者で講じていきたいと考えています。(基盤整備部回答)

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