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▼ 質問(和田直也)

→地元念願の、悲願のアーケード改築が国の支援方針を受けていよいよ動き出そうとしております。
そこで、この事業に合わせて検討が迫られています路面舗装についてお尋ねします。
国の支援方針を受けて、先日、電気、ガス、水道を初めとする関係者が集い、地元側との調整に着手したとのことです。当該区域の路面は既に整備から30年以上が経過をしておりますが、以前からつるつるの素材で滑りやすく危険だとの指摘が多く寄せられております。実際に転倒して事故に遭われた方もいらっしゃいます。これを懸念している地元が自主的に赤毛せんを敷いて対応をしております。今後アーケード改築に合わせて行うことが求められる路面舗装をどのようにしていくのか。今回は地元は路面舗装に関しての負担は行わないとの方針を示している中で、道路管理者としての岐阜市がどの程度の舗装を進めていくのか注目をされます。過去には川原町近辺で実現したカラー舗装の実績もありますし、また、市制100周年のときにつくった金公園周辺の、その後また路面舗装もありましたけれども、そういった事例も近所にあります。中心市街地、かつ、その中核である柳ケ瀬のど真ん中という地理的条件を考慮して、一定水準以上の路面舗装を期待する声も聞こえてきます。本来ですと、この分野は基盤整備部の所管とは思いますが、窓口が商工観光部ということですので、今回の整備方針の議案に関連して、アーケード改築に伴う路面舗装の考え方について商工観光部長にお尋ねをします。

▼ 答弁(商工観光部長)

→今回、平成24年度の国の補正予算において商店街まちづくり事業が創設され、日ノ出町商店街振興組合が応募しておりましたアーケード整備事業がこの5月に採択をされました。この事業は、地域住民の安心、安全な生活環境の維持と商店街の集客力の向上、この2つの点が評価されたものであり、今後のまちづくり事業の牽引役として大いに期待されるものであります。なお、アーケードを設置するということは、商店街振興組合の資産として維持管理するとともに、将来的な再投資、あるいは撤去などの費用負担が発生することも当然想定しなくてはなりません。今回当該組合におかれてはそういった覚悟も感じられたことから、市としても支援をすべく今議会に議案を上程しているところでございます。
さて、アーケードを改築する際には、議員の御指摘のとおり、道路舗装を初めとするインフラの手直しも伴うこととなりますので、道路占用者等の関係者会議を行ったところでございます。今後も継続的に会議を開催し、内容の確認など、円滑に事業推進が図れるよう調整してまいりたいと考えております。

▼ 質問&答弁、その後の進捗状況ご報告。

■ 進捗度評価 ・・・ △ 現在進行中 
→インフラ整備について、道路舗装等をはじめ、道路占用者等の関係者会議を実施し、内容の確認など円滑に事業が進捗するよう調整を行いました。その結果、アーケード本体の工事が完了し、あわせて道路舗装についても終了しています。なお、道路舗装については、商工観光部から基盤整備部に対し、柳ケ瀬地区が中心市街地活性化基本計画における最重点地区とされており、岐阜市の負担によるアスファルトカラー舗装(一般的な黒い舗装以外)の施工を要望し、その結果、アスファルトカラー舗装で施工することになりました。(日ノ出町商店街との間で合意済み)(商工観光部回答)
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