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▼ 質問(和田直也)

→今回の本会議では既に石井議員と若山議員も取り上げておりますので、私からは請願に記載のある協議会を設立することに特化をしてお尋ねをします。
成原副市長におかれましては、FC岐阜の試合が行われるたびに積極的に試合観戦に出かけられるなど、日常から熱心、熱意ある姿勢に敬意を示したいと思いますので、その分、熱意ある御答弁に期待をしております。よろしくお願いします。
先般、台湾からの要請を受けて、台湾側の全額負担でFC岐阜のキャンプが行われたというのはきのう須賀議員が御紹介されたとおりでありますが、この様子がNHKの「Bizスポ」、夜11時半にやってる番組ですが、──で全国放送されまして、話題となりました。FC岐阜は国内ではJ2最下位という評価が目立ちますけれども、世界的に眺めればJリーグに属するプロサッカーチームであることは変わりなく、岐阜市はその拠点が置かれる都市として名が知られております。視点や眺める角度を変えれば岐阜市の別の可能性が見出せられそうです。
今回の請願ではFC岐阜の選手を長良川鵜飼など、岐阜市の観光PRのキャラバン隊として活用することを念頭に置きながら、さまざまな地域振興の可能性を探っていくための協議会の設立がうたわれております。紹介議員が全会派にわたりまして、また、議会内に設置をされておりますFC岐阜議員連盟も41名すべての議員が加入していることから、きっと採択されるものと期待をしておりますが、具体的にどういった協議会が想定され得るか、注目をしたいというふうに思います。
観光PRを念頭に置いたFC岐阜との協議会設立について成原副市長のお考えをお尋ねします。熱意ある御答弁お願いします。

▼ 答弁(副市長)

→FC岐阜は、地域密着型の活動を通して市民と夢を共有して感動の場をつくり出していくという基本理念のもとで、サッカーを通して豊かな郷土づくりを目指しております。
岐阜市ではFC岐阜との連携を推進することを目的といたしまして、平成19年2月に岐阜市「FC岐阜」連携推進本部を設置し、活動を展開してまいりました。この連携推進本部におきましては庁内各部が取り組んでおりますFC岐阜との連携事業というものを把握しまして、事業内容や支援のあり方について議論し、市民のFC岐阜応援機運というものを高めるための各種事業を進めております。具体的には、岐阜市公式ホームページや広報ぎふへのFC岐阜情報の掲載、市内の保育園、幼稚園、小学校、中学校、特別支援学校にFC岐阜の選手やスタッフを派遣するFC岐阜サッカー教室の開催、また、市内の福祉施設においてFC岐阜のスタッフが体操を教えるFC岐阜キャラバン体操教室の開催などがございます。中でも特に平成20年度にはFC岐阜のスタッフ、岐阜市サッカー協会、中学校体育連盟とともに、FC岐阜交流事業実行委員会というものを立ち上げまして、以降、毎年北西部運動公園におきましてFC岐阜の選手、役員全員と市民の皆様が触れ合うFC岐阜交流イベントを開催してきております。
FC岐阜の地域貢献活動は、御承知のように、平成23年、1年間に576回を数えるということでございまして、これはJリーグで最も多く高い評価を受けておりますけれども、このFC岐阜交流イベントはその中にあっても特筆すべき活動であるととらえております。
議員御提案の地域振興を目的とするFC岐阜との連携事業につきましては、この連携推進本部会議において議論していくことといたしますが、想定される形態といたしましては、FC岐阜サポーター、FC岐阜スタッフ、そして、市の職員等が定期的に集まる場を設けることが考えられます。このような場でFC岐阜のアウエーでの試合を活用した岐阜市の観光宣伝や岐阜市東京事務所を使ってのFC岐阜の効果的なPR活動などについてアイデアを出し合い、ここで出されたアイデアを連携推進本部会議において議論し、具体的な地域振興施策につなげていくことが効果的だと考えております。

▼ 質問&答弁、その後の進捗状況ご報告。

■ 進捗度評価 ・・・ ○ 達成・実現
→地域振興を目的としたFC岐阜との連携事業を実施しています。
→生涯スポーツの振興(平成24年度〜実施)キャラバン体操教室240回、サッカー教室30回(小中学校や幼稚園、保育園にて)
→スポーツが生活にとけ込んだ活気ある魅力的なまちづくり(岐阜市ホームタウンデーを開催)、市民交流事業を開催。
→シティプロモーションとして、アウェイでの開催時に岐阜市の特産品抽選などのPR活動、チームバスに鵜飼広告等を掲載。
→スーパーシートグループ招待事業(平成26年度〜)を実施。
(教育委員会回答)

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