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▼ 質問(和田直也)

→県の緊急雇用の予算で実現した「長良川おんぱく」は、イベントに参加させていただいた私自身、予算の位置づけ以上の効果があったように思います。若い新しい発想で、無理のない自然な形で岐阜らしさを実に楽しく発信していたように思います。大きな特徴というのは、個々のイベントがマイクの要らない少人数でちょうどいい規模で展開をしていたということだと思います。地域住民がみずから地域を再発見するという意味においても地に足のついたまさに地元学、岐阜学観光ということも言えるのではないかと思います。新しい観光のあり方をも示唆する「長良川おんぱく」に対し、今後の岐阜市のかかわり方について商工観光部長のお考えをお尋ねします。

▼ 答弁(商工観光部長)

→商工観光部といたしましては、今回の「おんぱく」プログラムの中から幾つかでも岐阜市の新しい体験型観光資源になるようおんぱく事務局や財団法人岐阜観光コンベンション協会などと連携して支援を始めております。来週になりますが、中部地方の旅行エージェントから商品企画の女性担当者を招聘し、岩盤ヨガであるとか、風流屋形船での芸妓さんによる船遊びなど、「おんぱく」プログラムの一部を体験していただく事業を実施いたします。さらに、今後は各地で実施される旅行商談会等においてこれらを組み合わせた旅行商品の提案を積極的に行ってまいりたいと考えております。来年度に向けましても今回の「長良川おんぱく」の成果や反省点を踏まえた上で、新たな岐阜市の観光資源として根づくことを願い、庁内各部局及び関係機関と連携を図り、支援してまいりたいと考えております。

▼ 質問&答弁、その後の進捗状況ご報告。

■ 進捗度評価 ・・・ ○ 達成・実現
→メディア等にも大きく取り上げられ、認知度も確実にあがっています。おんぱく関係者の間で生まれたつながりや、若者の積極的な事業参画は、今後の観光振興にとって大きな財産です。(公財)岐阜市観光コンベンション協会と連携し、企画運営への参画、大手旅行サイトを活用した広告宣伝、旅行エージェントとの仲介など、様々な支援を実施しています。今後も商品化に向けた受け入れ体制づくりやエージェント及びメディアへのプロモーション等を積極的に支援していきます。(商工観光部回答)

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