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▼ 質問(和田直也)

→現在、岐阜市議会においては、議会運営委員会で「議会だより」の発行を検討するかどうかの検討がなされています。全国の中核市の中で、議会だよりを発行している都市が大半という中で、私は前向きな検討が進むことを願っています。しかし、市民の皆様に議会の動きや役割をご報告する上では、「議会で質問し、答弁を頂きました」それに加えて「そしてこうなりました」という+アルファが、どうしても必要かつ大切な情報となります。
幸いにして、財政部では「答弁その後の情報」を「議会答弁における懸案・検討事項報告書」として蓄積されているということですから、今後は、市政報告や議会報告の重要な情報として、各議員の問い合わせにはぜひ積極的にオープンにして頂きたいと思います。また、議会だよりのない現状においては、例えば「広報ぎふ」などを通じて、「議会質問に基づいてこんな政策が実現しました」といった情報提示も必要ではないかと思います。そのことが、ひいては議会と行政の程よい緊張関係と信頼の関係構築に結びつくのではないかと思います。

▼ 答弁(財政部長)

→議員が紹介された報告書は、議員からのご提言や要望などに対し、現在どのように対応していることを把握することを目的とした行政の内部資料であり、公表を前提としたものではありません。言い換えますと、対応は遅れていないか、などを行政内部でチェックすることで、良質で充実した市民サービスを実現し、効率的な市政運営にスピード感をもって行おうとするものです。
しかし、各種事務事業を執行する上では、議員の指摘を受けて行うものが多くあります。それらを含めて、予算案の発表や記者発表など機会をとらえて市民の皆様にもお知らせしているところです。
なお、質問した議員本人からの問い合わせについては、検討結果のご報告がなされていない部署も見受けられますので、その点については徹底してまいりたいと思います。また、個々の議員から質問の進捗状況の問い合わせがありましたら、他部局との調整や質問の内容などケースバイケースではありますが、できるだけ議員の意向に沿うよう対応してまいりたいと思います。

▼ 質問&答弁、その後の進捗状況ご報告。

■ 進捗度評価 ・・・ ○ 達成・実現
 本会議の議員の提言や要望などに対し、財政部では、政策の反映度、進捗状況を把握・確認をするため、内部資料として作成された報告書において、行政内部のチェックを行っています。このシステムに基づき、対応結果や検討過程については、対応が済んだ場合や検討過程での節目となった場合に、議員本人に報告するようにしています。(09年09月現在 – 財政部 回答)

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