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→市立岐阜商業高校の学校法人立命館への移管については、08年03月27日に市教育委員会の将来的廃止方針の結論が出てから、「岐商」という学校を「市」から「立命館」に引き継ぎ、「立命館岐商」としてひきつづき学校を発展継承していくため、市政自民同志会の同志議員(09年04月に13名で市政自民党議員団を結成)、民主・未来の同志議員とともに活動を展開してきましたが、09年03月27日の本会議採決により僅か1票差で否決され、立命館への移管は残念ながら白紙撤回となりました。この結果、市岐商は「将来的廃止方針」の結論が変わらぬまま、「当面の存続(08年12月の請願に記載)」という、実に中途半端な結果となりました。

市議会での質問&答弁

【H19.09定例会】市岐商の今後と立命館岐阜高校の構想について
【H20.06定例会】市岐商と立命館岐阜高校構想について
【H20.09定例会】市岐商の今後と立命館岐阜高校の構想について
【H20.12定例会】岐阜市の未来像、教育立市の目指す姿について

圧倒的賛成の民意にも関わらず、わずか1票差で否決…。

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賛成会派(22名)−(議長1名)=21名
・市政自民同志会(13名)
・岐阜市議会公明党(5名)
・民主未来(3名)
・クラブ青空(1名)

反対会派(22名)
・市政自民同志会(11名)
・岐阜市議会公明党(1名)
・岐阜市民ネットクラブ(4名)
・日本共産党岐阜市議団(3名)
・無所属クラブ(3名)

(※ 市政自民同志会 と 岐阜市議会公明党 は会派内で分裂)

「民を問う」出直し市長選に発展「市岐商の立命館への移管」

→2009年3月27日岐阜市議会本会議で立命館誘致関連予算と議員提案の「立命館誘致決議案」が21対22のわずか1票という僅差で否決されました。これにより、「市岐商の発展継承のための立命館への移管が最善の選択である」との民意を反映した私たちグループの主張は、まことに残念ながら、実現できませんでした。2008年12月11日、14対27で「市岐商の当面の存続」が採択された後、細江市長が「民を問う」と出直し市長選に発展して以来、約3ヶ月の間に私たちの訴えは市民の皆様にご理解頂き、立命館誘致を願う本当に多くの市民団体から誘致賛成の要望が市へ寄せられました。また、前回は審議不十分で、市岐商の当面の存続にあった公明党議員も、立命館の視察や、市民の皆様の意向の動きに応え、会派内での真剣な議論の末、1名を除いて賛成しました。結果は非常に残念ではありましたが、私たちは「教育立市」の考えに賛同し、市民の皆様とともに、子どもたちの未来のため、「岐阜市の魅力ある教育」の実現に向けて、これからも頑張っていきます。

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立命館誘致の街頭活動 1000人でガンバロー 若者トーク
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ミニ集会で意見交換 子育て世代トーク 市民決起集会!
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地元での決起大会 連日の街頭活動 教育長との意見交換

これが民意の証!

岐阜青年会議所の調査(主な意見)

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・教育水準が上がる
・賑わいが生まれる
・学校間競争が加速される
・新しい人材育成につながる
・反対派の市長候補がなかった
・他の高校への刺激につながる
・反対派の将来像が見えない

小中PTAの調査(主な意見)

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・岐阜市の活性化につながる
・生徒の減少など現実を考えるべき
・感傷的に判断するべきではない
・単独廃校より移管がよい
・教育の活性化につながる
・小中学校を充実させてほしい
・反対派の市長候補が出ずおかしい

▼ 細江市長コメント (3月27日・市役所にて)
大変残念。今後も教育立市の旗を高々と掲げていきます。

▼ 立命館・川口総長コメント (同)
誠に残念な結果だが、議会の議決は誠に重い。市岐商の移管による中高一貫校の設立は断念します。しかし、岐阜市が掲げる教育立市の考えには共鳴しており、今後も教育面において岐阜市と協力できることがあれば、私たちの可能性をつき合わせながら改めて相談したい。東海は大事な地域。改めて一から考えたいと思います。

▼ 有志議員のコメント (同)
多くのアンケート結果が示すように、大多数の市民の皆様の立命館への移管賛成の声を反映できず、誠に残念です。長期にわたり、岐阜市の対応を見守って頂いた立命館には、心より感謝申し上げます。

▼ 立命館への移管に賛意を頂いた皆さま
・市岐商同窓生有志の会
・岐阜市医師連盟
・岐阜市薬剤師会
・岐阜県歯科医師連盟岐阜市支部
・岐阜市養蜂組合
・市内35地区の自治会連合会
・子どもたちの未来を考える未来の会
ほか、多くの市民の皆様より賛意を頂きました。

市岐商の立命館への移管は白紙へ

→今回の1票差という否決を受けて、市岐商の立命館への移管は白紙に戻りました。今後は、教育委員会において市岐商の将来的な廃止の方針をどうするのか、一転して発展的な存続の在り方を協議するのか、県との調整をどうするのかなど、あらゆる角度から市岐商の今後について協議が進められる見込みです。一方、市民の皆様からは、立命館への期待について、例えば、学生とのネットワークを組めないのか、インターンシップなど新しい制度で若い学生たちを岐阜に呼び込めないか、駅前再開発で大学機能を誘致できないか、小中学校での連携ができないか、など提案も含めて、街頭、各種集会や電話、あるいはインターネットを通じて、ご意見をたくさん頂いています。こうした市民の皆様からの貴重なご意見は、議会を通じて市政に反映していきたいと考えています。ぜひ、さらに多くの皆様からご意見をお寄せ頂きたいと思います。皆様からお寄せいただいた貴重なご意見やご要望は、有志議員がひとつひとつ丁寧に目を通し、この問題に関する議会での質問、議員同士の勉強会等に際しての、皆様の貴重な声として参考にさせていただきます。お気軽にお寄せ下さい。