【 岐阜市新庁舎が完成( 21/04/09 fri )】#岐阜市役所 の新庁舎が本日完成式典を迎えました。昭和60年代からの将来の建て替えを見据えた庁舎積立基金も含め、先人の皆さんの叡智が詰まったものです。本格的な計画が始まったのは8年前、設計業務の進め方を巡り数々の異論を当時の細江市長にぶつけましたが、その完成を見ることなく昨春旅立たれたことが今となっては何よりの心残りです。でも、本日の式典での来賓挨拶の中で野田聖子代議士が「昨年亡くなられた細江さんが会うたびに合併特例債(新庁舎建設に係る国からの財源)の延長を要望されたことが懐かしく思い出される」と、故人を偲び功績に触れられたことが、私は本当に良かったと思います。のちの内覧会で訪れた5階の市長室、4階にある市議会本会議場のウエーブのかかった屋根のすぐ横ということもあり、恐らく新庁舎の中では最も眺望の悪いお部屋と思われますが、これも立体的に設計図を読むことのできた細江さんが、市民の皆さまへの配慮の数々からこの場所を市長室にしたのではないかと、設計段階で本事業を主導された細江さんらしさを垣間見る機会となりました。いずれにしても来月5月6日からここを拠点に仕事が始まります。感謝をして良い仕事を残していきたいと思います。