【 公立の「本屋」さん( 18/10/22 mon ) 】今日はビューんと北上し、青森県は八戸市にやって来ました。八戸市直営の本屋さん #八戸ブックセンター を訪問。「中心市街地の活性化」と「本のある暮らしが当たり前となる文化の薫り高いまち」を目指すためにと市長の政策公約により実現しています。#内沼晋太郎 さんの監修により、店内並びにコンセプト共にデザインセンス高く、隣接する広場と連動して快適な空間となっています。全国的な書店の衰退により公共が書店を新設する動きが町村レベルでは各地に事例がありますが、中核市レベルで設置しているのは八戸市のみとのこと。決して市内に書店がないわけではないのですが、民間の書店に並ばない「売れ筋ではないが、良質な本」に限定し販売されています。販売金額=市の歳入、という構図が非常に斬新です。来館者は1日平均約500名、販売冊数は1日平均30冊、販売金額(年間)は約2,000万円(昨年度実績)とのこと。#みんなの森ぎふメディアコスモス#岐阜市立中央図書館)への大型投資を行った岐阜市からも公立の本屋さんの取り組みは、ぜひ注目していきたいと思います。

写真:青森特産りんごの木箱を用いたお一人さま読書スペース(店内)ほか。