【 生まれてくる確率と成人式( 22/01/09 sun )】2年ぶりに新成人を祝い励ます会が開かれ出席、祝辞を述べました。「年末ジャンボ宝くじ1等に当たる確率は1000万分の1、男性が一生のうちに作り出す精子は約3兆5,000億個、女性が一生のうちに作り出す卵子は約400個、ここから自分がこの世に生を受ける確率は1,400兆分の1で、先ほどの宝くじ1等賞に連続100万回当たるに等しいようで、そもそもこの場所に居ること自体が実に天文学的な確率にて尊いことか…、また、日本人に生まれてくる確率は世界196カ国78億人の内の1億人ですから約1.5%、お家の蛇口から出てくる水道水を飲むことが出来る、この当たり前の日常は、実は世界でわずか15カ国、さらに長良川水系・清流の岐阜で生まれ育ったことがいかに恵まれているのか、ぜひこれまでの20年に謙虚な気持ちで『ありがとう』を言いましょう。そして、次は『ありがとう』と言われる脇役になる喜びを得ることです。晴れ着姿の皆さんは今日の主役です。しかし主役の皆さんのために早起きして準備をした美容師の皆さんなど、脇役の方が大勢いたはずです。働くということ、あるいは社会で大人の仲間入りをするということは、脇役になる喜びを得るということです」という旨の祝辞を述べました(私より年上の皆さん、生意気を失礼しました…)。私も成人式を迎えてからちょうど20年の月日が流れました。引き続き謙虚に働きます。新成人の皆さんの門出を心からお祝いします。