【 みんなで育む並木道( 20/10/07 wed )】ずいぶん過ごしやすくなりました。これからの2ヶ月は日に日に秋が深まります。そんなこれからのシーズンによくあるお問い合わせの一つが街路樹です。「これから紅葉が綺麗に美しく…」という時期にバッサリ剪定され、これを惜しむ声が聞かれる一方、沿道住民の皆さんからは「落ち葉掃除が大変、落ち葉が樋に詰まって大変。紅葉する前に剪定してほしい」との声が毎年この時期のお問い合わせです。

岐阜市では、前細江市政の4期目において「岐阜市緑の基本計画」が改定され、市道沿いの街路樹については個別の剪定要望を除き定期剪定が廃止、自然の樹形を大切にしようとの方向に舵が切られています。こうした中、#本郷 まちづくり協議会では、市内でも屈指の並木道である #本郷町 #ケヤキ並木 の落ち葉掃除を「ケヤキまつり(写真の通り)」としてイベントにしてしまうというユニークな発想で一昨年から取り組みが始まっています。

お隣の #木之本 まちづくり協議会では、この取り組みを参考に、昨年まで続けてきた光明町のイチョウ並木の清掃活動(写真の通り)を「木之本イチョウ黄葉まつり(12月5日*光明町1〜2丁目を歩行者天国)」として発展させていこうと企画準備が始まっています。コロナの状況判断にはなりますが、警察や市行政の各担当部、地元の各種団体との協議が進められています。

いずれにしても、目的は「みんなで育む並木道」です。お掃除やお困り事を沿道の皆さんの他人事とせず、ドイツの都市政策のように、将来的には「街路樹の里親制度」を構築していけたらと思っています。