【 トランジットモールと県立&市立岐阜商業( 17/07/13 thu )】道路交通法第10条の規定により、日本では先週訪れたスロバキアはBratislavaの添付写真にあるような、本格的なトランジットモール(歩行者天国に公共交通のみ通行可とする歩車共存道路)の事例はありません。しかし昨年度、これに近い交通社会実験が国の地方創生加速化交付金を活用して神田町3~6丁目で実施されました。この実績を経て、今年度から市の予算で同事業を継続していく中、将来的には特区のような括りも構想しながら、横断歩道のない本格的なトランジットモールをこの岐阜市で実現したい、そう願っています。ということで、商店街が母体となって賑わい創出しようとする企画の側面的なお手伝いの一環として、2014年に開催した県岐商と市岐商・両校の連携による「まちまるごと岐商祭」の事業予算を活用して、両校の出店を計画しています。県岐商はロブ部と株式会社GIFUSHOが開発するキッチンカーによる飲食提供や吹奏楽部の演奏を、市岐商は市岐商デパート今年度オリジナル商品として「信長公450プロジェクト協賛・市岐商どら焼き」のPR販売を計画中です。商店街と商業高校を結ぶ一環としてもぜひ実りを得られたらと思い、両校を訪問し調整を続けています。無論、トランジットモールだけで賑わいを生み出すことは困難で、公共交通の利用促進をはじめ、まだまだ完成形には程遠いのですが、市議3期目の重点政策として一昨年の選挙で公約に掲げた分、ひとつひとつ、力を尽くしたいと思います。